腸に効く漢方生薬として昔から伝承の「黒ゴマの焼酎」
ゴマは古来、健康に役立つ食べ物の筆頭にあげられてきました。中国の薬物書である『本草綱目』には、ゴマは「気を増し(エネルギーをふやし)、肥肉を長じ(肉づきをよくし)、髄脳を填じ(頭の働きをよくし)、筋骨を堅くし(筋肉や骨をかたくし)、耳目を明らかにし(耳や目をはっきりとさせ)、肺気を補い(肺呼吸をしやすくし)、心驚を止め(拍動を落ち着かせ)、大小腸を利し(大腸と小腸の働きをコントロールして)、久しく服すれば老いず」と記されています。
また、黒ゴマを欠かさず食べている人の中には、白髪が黒くなったり肝機能が回復するなどの症例も多くあり、ゴマが老化防止に役立つ食品であることは、食品化学の研究でも明らかになっています。
そんな「黒ゴマ」の食効を毎日手軽に得る方法としておすすめなのが「黒ゴマ焼酎」です。焼酎は日本酒などとくらべて糖質が少なく、脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ血栓溶解酵素の働きを活発にする働きがあります。黒ゴマ焼酎を飲めばゴマの食効だけではなく、
焼酎の血液サラサラ効果も得られますから、高血圧などの改善にも役立つでしょう。
黒ゴマ焼酎の作り方
■材料(1ヵ月分)
- 黒ゴマ‥・100g
- ホワイトリカー(または35度の焼酎〉...1L
- 密閉容器(1.2L以上入るもの)
■作り方
- フライパンに黒ゴマを入れ、弱火でから煎りをして、黒ゴマの皮がプチプチとはじけてきたら焦げないように注意し、火からおろす
- 黒ゴマのあら熱がとれたら密閉容器に入れて、ホワイトリカーを注ぎ入れる
- 冷暗所で1晩ねかせてでき上がり。上澄みを1日に30ml程度飲む。いつ飲んでもOKだが、寝酒が最適。お酒が飲めない人は、水で薄めたり、鍋に入れて火にかけて、アルコールを飛ばすとよい。好みでハチミツなどを加えてもよい
※冷暗所で保管すれば、半永久的にもつ、黒ゴマは少なくとも1週間は漬け、それ以降も、漬けたままでもよい。黒ゴマの油が浮
いてきて気になる場合は、ガーゼなどで濃しとる。とり出した黒ゴマには食物繊維やカルシウムが残っているので食べてもよい
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