細胞毒
水分代謝を上げてむくみをスッキリとる「ショウガ湿布」
ショウガのエキスがしみ込んだ、手作りの湿布を下腹や背中に当てると、尿がよく出るようになり、むくみが改善。さらに、両足の裏にも貼ると、これまでに経験したことがないほど多量の汗をかき、心身ともにすっきり爽快になります。
ショウガ湿布のやり方
用意するもの
- おろしショウガ...150g
- 水...2L
- 木綿の袋(またはハンカチ)
- 厚めのタオル
- ビニールシート
やり方
- おろしショウガを木綿の袋に入れ、上部をひもでしばる。ハンカチならくるんで輪ゴムで止める
- 水を入れた鍋を火にかけて、沸騰しそうになったら、とろ火にして70度くらいに保ち、1.を湯につけて成分を振り出す
- 2.のショウガ湯にタオルを浸し、ゆるめにしぼる※湯が熱いのでやけどに注意
- 3.のタオルをお腹や背中に当て、ビニールをかぶせる。その上に乾いたタオルを乗せ、10分ほどそのままにする。これを2~3回繰り返す
(ショウガ湯はあたため直して2~3回使える)
当てて寝るだけで宿便ドッサリ、血液もサラサラになる「ヒマシ油湿布」
ヒマシ油は、皮膚から約4分で体内にしみ込み、小腸の絨毛の働きを促します。さらに、リンパ液や血液の流れを活発にし、免疫機能を高めて、老廃物を対外へと追いやるのです。血流をよくし、冷え性、高血圧、高血糖などにも役立ちます。
また、ヒマシ油は、体外へ毒素を引っぱり出す力も非常に強く、患部に直接塗っても有効。アトピー性皮膚炎や肌荒れ、水虫などにも効果絶大です。
ヒマシ油の主成分は、リシノール酸という、ほかのオイルには含まれていない成分で、特殊な分子構造を持ち、これが、ヒマシ油の毒素排出には欠かせないものなのです。リシノール酸が体内でどのような働きをして、効果を発揮しているのかは、いまも研究の途中です。しかし、その効果は、数々の臨床例で確認されています。
ヒマシ油を使って簡単に体内の毒素を排出できるのが「ヒマシ油湿布」。やり方は、ヒマシ油を含ませたフランネルを、肝臓をはじめ主要な内臓が集まっている右の脇腹に当てるだけ。安全で、効果抜群の「ヒマシ油湿布」。試してみてはいかがでしょう。
「舌苔」の細菌をクリーニング除去方法
「舌苔」とは、舌につく白いカスのようなもので、便とたいへん似た性質をもっています。舌苔には、腸内に生息する細菌が非常に多く含まれていることがわかっているのです。この細菌は、舌苔の中にあるアミノ酸やペプチドといったタンパク質を食べてアミンという物質をつくり出します。これが口臭のもととなるのですが、じつは、このアミンは、あの強烈な便のにおいのもとでもあります。つまり、いくら口臭予防のために歯を磨いたり、ガムを噛んでも、舌苔が残っていると、次から次へ臭いにおいのもとがっくり出されているのです。
しかも、舌苔には、アミン以上の厄介者、"エンドトキシン"と呼ばれる毒素が存在するのです。このエンドトキシンは、酵素を出して、舌の根元にあるタンパク質を分解するという作用を持っています。そのため、外壁となっている粘膜が弱まり、ウイルスの侵入が容易にな
つて、カゼや肝炎などウイルス性の病気にかかりやすくなってしまうのです。
さらに、エンドトキシンは、体内にとり込まれると、血管をもろくさせ、動脈硬化の一因となることが、さまざまな臨床結果から判明しています。
舌苔をとり除くには、歯ブラシでこする方法も紹介されていますが、これは舌の溝に舌苔を押し込んでしまうので、金属製のかたいものでぬぐいとるのがペスト。専用の器具もありますが、ティースプーンで舌の表面を軽くぬぐうだけでも効果的です。
舌苔クリーニングの鉄則は、朝一番に行うこと。夜間は排毒機能が高まっているので、舌苔中には、細菌のほか、重金属や化学物質などの毒がたまります。ものを食べたり、歯磨きをすると、それらが体内へ逆戻りしてしまうので、その前に、まず舌苔をとり除いておく必要があるのです。あまりとれていない感じがしても、毎日つづけることで効果があらわれてきます。
乳酸やナトリウムをらくらく排出ぬる~いお湯の「入浴」
入浴に最も適している温度は、私たちの体温より少し高めの温度の39度程度です。季節や好みに応じて±1度はど調節してもかまいません。
体をしんからあたためるには、半身浴がおすすめです。あたたまった部分の血液が全身をめぐって熱を運ぶので、上半身が冷えることはありません。血液は約1分で全身を1循環します。ぬるめの半身浴なら約20分間つかることができるので、20循環することに。おでこや鼻がほどよく汗ばんできます。
心臓のポンプ作用も活発化し、代謝や解毒を行う肝臓や、尿をつくる腎臓に運搬される血液量は増して、体内の老廃物を排出することにもつながります。
さらに、温度や水圧に刺激された心房からは、利尿ホルモンも出ますから、尿による毒出し効果はグンと上がります。
肩こり・腰痛などがある人は、浮力を利用して湯ぶねの中で負担なく、軽く体を動かすとよいでしょう。筋肉の収縮運動によって、乳酸などの疲労物質が血液とともに押し出され、代謝がよくなります。
みぞおちに手を当てて息を吐く「手当て呼吸」で体内の毒素が抜ける
体内毒素をためない、自宅でできる効果の高い方法が「手当て呼吸」です。やり方は、じつに簡単。みぞおちに手の指を当てて刺激しながら、心を無にして息を吐くだけです。そうして上体を前屈してゆきます。息を吐き切ったら口を閉じて自然に鼻から息を吸いながら、上体を戻します。
人間の肺の容量は男性が2500~3500ml、女性が1500~2500mlあります。しかし、ふだんの呼吸で使っているのは、500~600ml程度とほんの1/5程度で、残りの4/5は使われていません。ここに体内毒素がたまりやすいのです。
息を十分に吐くと肺全体が使われ、肺にたまっている毒が対外に出やすくなります。すると、あいた場所に、体内の各組織に散らばっていた毒が集まるので呼吸を何度も繰り返せば、肺ばかりでなく、全身にたは』町いる毒素が排泄されるというわけです。
みぞおちに指を当てるのは、ここに鳩尾という体内毒素を出す効果のあるツボがあるためです。
回数は1日に最低で5回、できる人は10~20回行うといいでしょう。
手当て呼吸のやり方
みぞおちはへそから上がってゆき、肋骨の下に位置するやわらかい場所
- みぞおちに親指以外の4本の指を当てる。力を込めて差し込まず、自然に当てる
- 悪いものを出すつもりで「ハア~」と勢いよく息を吐きながら、上体をゆっくりと前屈
- できるだけ90度近くまで前屈。疲れたときなども効果的
皮脂中の毒素を除去し、尿からの毒出し作用も高める「頭皮マッサージ」
「頭皮マッサージ」の毒出し作用として、第一にあげられるのが、毛穴の汚れの除去効果。毛穴の奥にある皮脂腺や毛根は、脂質や老廃物がたまる場所。有害ミネラルは油に溶けやすいという性質があるので、その脂質や老廃物の中に入り込んでしまうのです。頭皮マッサージで毛穴に刺激を与え、たまった汚れを誘い出すことは、直接的に毒を排出していることになるわけです。
さらに、頭皮マッサージを行うと、頭皮の直下にある副交感神経が刺激されます。副交感神経が優位に働くようになると、体はリラックス状態になり、全身の血流が改善。体内の老廃物が流れやすくなるうえ、腎臓へ流れる血流量もおのずと上昇します。それに伴い腎臓の機能が活発になり、老廃物が尿とともに排出されやすくなるのです。
東洋医学では、頭にある百会(ひゃくえ)というツボが、血液やエネルギーの通り道である経絡の中心であり、その流れは全身に通じているとされています。頭皮をマッサージし、経絡の流れをよくすれば、全身の血液循環がよくなるのです。また、頭には腎臓のツボもあるため、頭皮への刺激で腎機能を高めることができます。
頭ずらしマッサージのやり方
頭皮を指先でつかみ、頭皮をずらすように前後左右に動かす。指は固定し、髪がすれないようにする。頭皮と頭蓋骨をずらすようにマッサージすることで、頭皮と頭蓋骨の間の毛細血管を刺激し、血行を促進することができる。
毒素排出だけでなく、髪をつくる部分に栄養を行き渡らせる効果もあり
いつものシャンプータイムに+α
毛穴の汚れを誘い出すと同時に、経絡マッサージの効果も。ふだんのようにシャンプーをし、泡が立った状態のときに。5本の指を開いて、頭を包み込むようにする。ひたいの生えぎわ→頭頂部→後頭部に向かって、のの字を描くように頭皮をもむ、指は固定し、髪がすれないように注意。後頭部をもむときは、頭を前に倒し、下から手を差し入れるようにするとやりやすい
「腹式呼吸」と「プチ肩立ち」で下半身の毒素を集中排出
腹式呼吸は、ヨガ式呼吸法のひとつです。姿勢を正してすわり、鼻呼吸でお腹をへこませて息を吐き、軽く吸うときに膨らませます。腹式呼吸は横隔膜が上下することで、疲れた内臓をマッサージして刺激を与え、臓器にたまった老廃物などの毒素を出します。
ヨガの呼吸法をマスターしたところで、毒素排出に有益なヨガのポーズをしてみましょう。全身を流れた血液は、心臓に戻ります。その際、血液が下から上にのぼるとき、どうしても勢いが弱くなります。その結果、下半身のむくみを招くのです。さらに血中にある毒素は、血液の循環を妨害するので、さらなる下半身太りの原因になります。これを解消してくれるのが「プチ肩立ち」のポーズです。
これは心臓から下にある部位を逆転させて、血液のめぐりをよくします。下半身にたまった血液を上半身に戻りやすくすることで、毒素を分解する働きを持つ肝臓などの臓器に運ぶことができるのです。
もちろんこのポーズの際も、腹式呼吸をしながら行うことで、効果は倍増します。ただ、体を逆さにするので、必ず食後2時間を避けてください。
プチ肩立ちのやり方
- 横になる...あおむけになる。両腕は体に沿って伸ばし、手のひらは下へ向ける。力を抜いてひと息吐く
- 足を上げる...息を吸いながら、両足を上げる。このとき、両足はそろえて、床と直角になるようにする
- さらに足を上げる...息を吐きながら、さらに足を上げる。次に両手を腰に当て、息を吸いながらお尻を、無理のない範囲で持ち上げる。深呼吸をしながら30秒キープする
猫背にならないよにする。無理せず、気持ちいいところで止める
寝る前or起きてすぐ1日1回30秒
免疫力を高め、毒素を排出する「コラーゲンしょうが湯」
「コラーゲンショウガ湯」の材料は粉ゼラチン、黒砂糖、塩、ショウガの4つ。これに南部鉄鍋で沸かしたお湯を注ぐだけで、でき上がりです。
ゼラチンは、コラーゲンを主成分としています。コラーゲンは、筋肉や内臓、骨や皮膚などをつくる細胞再生の主成分。髪を強化し、皮膚に張りやうるおいを与え、骨粗しょう症の予防にも役立つのです。ショウガは、保温効果と殺菌効果で、細胞の働きを活性化して、全身の免疫力をアップ。さらに、南部鉄鍋を使うことで得られる鉄分「ニ価鉄」は、食品中の鉄分「三価鉄」とくらべてずっと吸収しやすく、これが赤血球の中にあるヘモグロビンの原料となって、全身に酸素を運んでくれるのです。鉛、水銀などの有害ミネラルの侵入を防ぐ働きもあります。そして、天然塩や黒砂糖は、マグネシウムやカリウムなどをはじめとする各種のミネラル分をバランスよく含んでいます。全身のミネラルバランスを整えれば、ひとつひとつの細胞や内臓の働きが活発になるのです。
この「コラーゲンショウガ湯」を朝晩1杯ずつ飲めば、体があたたまり、糖と脂肪の代謝、老廃物や食品添加物などの排出が盛んになります。
コラーゲンしょうが湯の作り方
材料(1杯分)
- ・粉ゼラチン...5g
・黒砂糖(ミネラルが豊富な沖縄産がおすすめ)・‥大さじ1
・天然塩(海水の成分を活かした沖縄産がおすすめ)...適量
・ショウガ...1片
作り方
- 南部鉄鍋に、水と塩を1対1の割合で入れ、煮詰めて乾燥させ、活力塩を作る。煮詰めているときに、熱くなった塩がはねるので、ヤケドに注意。煮詰めることで、塩に鉄鍋の鉄分が吸収される。毎日の料理に活力塩と黒砂糖を使うことで、ミネラルバランスの崩れを改善可能
- 鉄鍋に水1カップを入れ、火にかける。1~2分間は沸騰した状態をつづけて鉄分を含ませる
- 器に粉ゼラチンを入れ、大さじ1の水でふやかし、残りの材料を入れる。写真上から黒砂糖、おろしショウガ、活力塩
- 2.の熱湯を器に注ぐ。熱湯が注がれた器は無くなっているので、とり扱いに注意して
- 全体を静かにまぜ、おろしショウガもいっしょに飲んで。冷めるとゼラチンが固まってくるので、あたたかいうちに飲む
1日1杯の「毒出しスープ」で体内の毒素をつかまえ、閉じ込め、排出
水銀をはじめとする毒素は、活性酸素を人量に発生させることがわかっています。活性酸素は、体の中にとり入れた際、酸素の一部が変化したものです。少量だと細菌を殺菌する作用がありますが、ふえすぎると細胞を酸化させ、サビが生じた状態にしてしまいます。さらにその状態が、シミやそばかすといった老化や、細胞のガン化を引き起こす原因となるのです。
現代社会に生きている限り、身の回りの毒素から、100%身を守ることは不可能に近いといえ、とり込んでしまった毒素は、いち早く体外に排出することがたいせつです。
そこでおすすめするのが、「毒出しスープ」です。作り方は簡単。タマネギ、ゴボウをコンブで煮て、水でもどした飽を入れ、最後にみそまたはカレー粉で味をつけます。
それでは、「毒出しスープ」が有害毒素に作用する3つの働きについてお話しします。
1つ目は、タマネギの持つ。キレート作用"です。これは、ギリシア語で「カニのはさみ」を意味します。タマネギのケルセチンは、毒素を挟んで排出するような働きをします。夕了不ギに含まれる、この作用を持つ成分の代表的なものは、肝臓の解毒効果を強化する硫化アリルや、抗がん作用があるセレニウムです。
2つ目は、有害物質を無毒化する成分です。この作用がある主な成分は、麹の成分や、高野豆腐などに多く含まれ、亜鉛から生じるメタロチオネインです。これらは毒を包むことで、悪さをできないように閉じ込めるのです。
3つ目が、ゴボウにたっぷり含まれている食物線維です。体内に蓄積された毒素の75%は、便から排出されます。食物繊維は、腸にたまった老廃物を絡めて更として出すことで、毒素をいち早く、効率よく体外に排出する働きをするのです。
さらに、スープの味つけに使うみそには、強力な抗酸化作用が、カレーの香辛料であるウコンには、肝機能を活発にする働きがあります。ぜひ、このスープを毎日の生活にとりいれてみてはいかがでしょうか。
水銀を排出する効果抜群の「コリアンダー」
病気の大きな要因のひとつに遺伝子があります。病気を引き起こす遺伝子が暴れだすと、人は病気になりますが、その病気を引き起こす遺伝子を目覚めさせるもののひとつが、水銀のようだということが研究によってわかってきました。
水銀は、太古の昔から地中や海中に存在しているものであり、人間の体内へは飲食物を介して侵入します。侵入した水銀は、尿や便、爪、汗などから排泄されます。しかし、排泄能力が低い、あるいは排泄能力以上に侵入する、といった場合、体内にたまっていくことになります。そこで、その排泄、つまり解毒能力を高めるものとして注目されているのが「コリアンダー」です。
「コリアンダー」のどの成分にそういった効果があるのかはまだ研究中ですが、体内で金属を挟み込んでひとつの分子になる化合物、いわゆるキレート剤と同じ作用があると考えられます。また、生より、加熱したほうが効果があるようです。個人差はあります
が、継続的にコリアンダーを摂取していると、2~3ヵ月ほどで体内に蓄積した水銀量の減少が見られますので、少しずつでも、毎日の食事にとり入れてみてください。